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ナイトランデブー

5分早いシフトタイマーが23:00を表示する。

僕と君はみんなに挨拶をしてバイトをあがる。

 

スタッフルームで交互に着替える。

だいたい僕が先に着替えて、

その次に君が着替える。

僕は店の外の待合席で君の着替えを待つ。

君が店のドアを開けて僕の肩をたたく。

 

「いこ」

 

23:00にあがってから、

最初に交わした言葉。

 

 

 

 

電車までの時間をつぶす。

適当に駅の周りをぶらぶら歩く。

コンビニに入って、

君はファッション雑誌、

僕は音楽雑誌を読む。

 

 

二人で温かい飲み物を買ってコンビニをでる。

 

 

終電の一本前の電車が行ってしまったことを、

コンビニを出て気づく。

終電までまた適当に時間をつぶす。

 

近くに公園があるので、

そこのベンチで休むことにする。

 

何をきっかけにかは覚えてないけど、

話が盛り上がってお腹を抱えて笑う。

 

「幸せだね」

 

僕がお腹を抱えてると君は笑いながら言った。

 

 

 

 

笑い終わって終電が行ってしまったことに気づく。

どうしようかって君に問いかける。

 

「なんとかなるよ」

 

って君は答え立ち上がる。

 

 

 

 

二人はいつも何も決めずに歩いて、

夜はいつも二人を乗せてく。

 

二人はいつも、

何も起きない夜を歩く。

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